2019.11.13地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 研究 / 研究者・企業

フューチャー・デザイン研究所が土佐経済同友会と共同研究協定を締結

フューチャー・デザイン研究所は、土佐経済同友会と共同研究協定を締結し、11月9日、永国寺キャンパスで、調印セレモニー及び本協定に基づくフューチャー・デザイン※の手法を用いたグループワークセッションを行いました。

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(左:小川 雅弘代表幹事/土佐経済同友会、右:西條 辰義教授/フューチャー・デザイン研究所)

フューチャー・デザイン研究所の最大の使命は、フューチャー・デザインのコンセプトの社会実装と、学術的に価値の高い研究活動とを相互補完的に進めていくことです。本協定は、土佐経済同友会と有機的に連携し、持続可能な社会実現のためのフューチャー・デザイン研究教育を推進し、高知県内における社会や経済の課題解決に共同で取り組むことを目的に締結しました。

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調印式の後には、「2021年からの高知県10年ビジョンの提言」の策定を目的としたグループワークセッションを、中川 善典准教授(経済・マネジメント学群)のコーディネートのもと、学生団体フューチャーデザイン・サークルも参加し行いました。「2040年の高知の産業構造はどのようになっているか」などテーマ別に3つのグループに分かれ、それぞれの課題について現代の視点で検討した後、将来世代に立って課題を考えるためのトレーニングを積み、再度未来の視点から同課題について考えました。

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グループワークセッションに参加した土佐経済同友会の方からは「フューチャー・デザインの未来から考える手法は、他の課題に対しても発想の転換として有効な手段であると感じました」と感想をいただきました。

※フューチャー・デザインとは、現世代だけでなく将来世代の利益も反映させた意思決定により、持続可能な社会をデザインする考え方です。<将来から今を考える>フューチャー・デザイン・ワークショップでは、<今から将来を考える>場合とは全く異なった提案がでてくることが特徴です。

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