2018.6. 1卒業生 / 受験生 / 在学生・保護者 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

「人を動かす」を主題に 肥前 洋一 教授が講演しました

5月30日、永国寺キャンパスにて、高知県 産学官民連携センター"ココプラ"が主催する「シーズ・研究内容紹介」講演が開催され、肥前 洋一 教授(経済・マネジメント学群/フューチャー・デザイン研究所)が登壇しました。

人を動かすにはどうしたらよいか」をテーマとした本講演。
経済学(人間の意図的な思考・行動に着目)、心理学(人間の無自覚な感情・行動に着目)、社会学(人間を取り巻く社会環境に着目)の3分野から見た、「人を動かすための仕組みづくり」などについて紹介しました。

当日は、会社帰りの方、本学を志望する高校生など50名以上が参加し、「市民にごみを減らさせるには」「ドライバーに安全運転させるには」「若者に献血してもらうには」など、身近で興味深い例題について、社会科学系3分野それぞれの切り口から真剣に考えていました。

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また、将来世代のことまで考えて、現状の問題に取り組む"フューチャー・デザイン"という新しい学問・実践についても紹介し、持続可能な社会を実現すべく「将来世代の立場で将来を考える」ことが、市民討議会や学校教育の形で各地に広まりつつあることが語られました。

参加者からは「将来世代の立場で将来を考えることにテクノロジーを活用するアイデアがあるのでは」などの意見が飛び「AIに演じてもらうというのは一案」などのやりとりが生まれました。

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高知県 産学官民連携センター"ココプラ"が主催する「シーズ・研究内容紹介」講演は、1ヶ月に2回開催されています。
今後も本学から、横山 創一 助教環境理工学群)、園部 元康 講師システム工学群)が登壇予定です。

興味がある方は是非お気軽にご参加ください。

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