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8月20日、情報学群がアメリカのノースカロライナ大学のJeffrey Bardzell教授を迎え、ワークショップ"Workshop on AI and Informatics"を開催しました。
Bardzell教授はヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI:人間とコンピュータの相互作用に関する研究)とデザインリサーチを専門分野とし、ノースカロライナ大学の情報・図書館学部長を務めています。当日は蝶野 成臣学長、篠森 敬三教授、任 向実教授が出迎え、両大学の現状、今後の部門間交流および学生交流の可能性などについて意見を交わしました。
Bardzell教授は、「The Joy of Reading and Human-Engaged Computing」と題し、自身の研究分野である「deep reading(深い読書)」とHEC(Human-Engaged Computing:人間が関わるコンピューティング)との関係性について基調講演を行いました。
深い読書とは、作品に没頭する読書のことを指し、これにより人間は没入感、純粋な感覚の喜びなどを得ます。また、HECでは、HCIインターフェース上での単なる機能性を超えて、より深く「人間のあらゆる能力を考慮」し、「私たちができる最高のことにエネルギーを集中する」ことを設計者に求めています。このことを踏まえ、どのようにすればHECが読書の喜びを体験する能力を設計し、高めることができるかなどについて講演と質疑・討論を行いました。
その後、情報学群の松崎 公紀教授、Wei Ting Han教授がAI分野、繁桝 博昭教授と門田 宏准教授が脳情報学・心理情報学分野における最新の研究成果を発表し、AIと情報学の今後の進展やその位置付け等について活発な意見交換が行われました。
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