インターネット接続

ネットワーク環境について

ネットワーク

1. 特徴

KUTPPA-NETとは、本学の情報ネットワークである、Kochi University of Technology Proceeding Potential Activities Network の略称です。以下のような特徴を持っています。

高速性

基幹ネットワークは、3台のレイヤ3スイッチを10Gbpsでリング状に相互接続、支線ネットワークとは1Gbpsで接続し、超高速なネットワーク網を形成しています。

オープン性

国際標準及び業界標準の規格に準拠するシステムを構築し、特定の機器に依存しないオープンなネットワークにしています。

安全性

オープンスペースでの認証システム、学内ファイアウォールなどによりセキュリティの確保を行っています。

利便性

学内各室に情報コンセントを設置して、利用者が学内ネットワークを簡単に利用できる構成としています。また、高知県立大学池キャンパスを含めた3キャンパス共通の無線LANシステムを導入しています。

信頼性

基幹スイッチの電源冗長化、支線スイッチとの接続2重化、リモートによる24時間365日監視などにより高い信頼性を持っています。

アウトソーシング

対外接続、サーバの保守・運用作業を外部委託することにより、24時間365日のサービス継続を実現し、不時の学内停電などによるサービスの中断を回避しています。また、対外接続速度は1Gbps(バックアップ回線は100Mbps)高速な情報疎通を実現しています。

2. 情報コンセント

情報コンセントにパソコンを接続すると、DHCPによりIPアドレスを割り当て、学内LANにアクセスすることができます。 接続可能な場所は、以下の通りです。

  • 教員室、研究室
  • 情報講義室:端末を接続できる講義室は、100PORT-5室、200PORT-1室、250PORT-1室あります。※
  • 情報図書館:48PORT接続できます。(学生は24時間利用できます)※
  • ドミトリー:238室全て学内LANに接続できます。※
  • 各クラブ室 ※

※認証システム対象箇所

3.無線LAN

  • 香美キャンパス、永国寺キャンパスに加えて、高知県立大学池キャンパス全域で無線LAN接続が可能です。
  • 一度設定を行えば、各キャンパスでそのまま利用できます。
  • 国立情報学研究所が提供するeduroam JPに参加しており、参加機関との無線LANが相互利用できます。
ワークステーション

学生が利用できるコンピュータルームです。全学生がWWW公開用ホームページとE-Mailアドレスを持っており、これらの利用方法をはじめとしたコンピュータリテラシー学習や、プログラミング等のコンピュータを利用した授業が行われています。また、自学自習もできます。

1.VDIシステム

  • 部屋に設置してある物理端末から仮想PCへ接続する仕組みになっており、3種類のOS (Windows7、Windows8.1、CentOS6.9)を選択できます。

  • Windows7とwindows8.1のデータは共有で利用できます。

  • CentOSのデータはファイルサーバ経由で学内からであればどこでも利用できます。

2.デスクトップ端末

  • 台数:A-WS 120台 / B-WS 120台 / C1-WS 144台 / C2-WS 124台
  • クライアント:Dell OptiPlex 3020
  • キーボード:テンキー付US配列キーボード
  • マウス:オプティカルスクロールマウス
  • OS:Windows 8.1 Professional 64bit 日本語版
  • その他:ヘッドセット、USBハブ、USBカメラ

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3.ラップトップ端末

  • 台数:CALL 50台 / LL 50台
  • クライアント:Dell Latitude 3450
  • キーボード:US配列キーボード
  • マウス:オプティカルスクロールマウス
  • OS:Windows8.1 Professional 64bit 日本語版
  • その他:ヘッドセット、USBハブ、内蔵カメラ

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ICカードシステム

1. 特徴

campus03.jpg本学では、学生証・教職員証にICカードを採用しています。また、Edy決済機能(*1)を付与しており、学内の売店や食堂などをキャッシュレスで利用できます。ICカード規格は、非接触方式(FeliCa(*2))で、カードフォーマットはFCF(*3)を採用し、汎用性・互換性を高めています。

*1 Edy(エディ)は楽天Edy株式会社が管理するプリペイド型電子マネサービスです。
*2 FeliCa(フェリカ)はソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。
*3 FCFはFCF推進フォーラム組合が管理・運用する個人認証カード(IDカード)用フォーマットです。

2.機能

ICカードの特長である多機能性を活かして、次のような学内サービスを実現しています。

出席管理

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教室据え付けのICカードリーダーまたはハンディターミナルで学生の出席情報を読み取ります。出席情報は本学ポータルシステムから登録・確認等ができます。

入室管理

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ICカードリーダセキュリティーを必要とする研究室や実験室、ワークステーション室などの入口にICカードリーダを設置し、入室管理を行います。

駐車場管理

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駐車場の入口にICカードリーダを設置し、入構管理を行います。

図書システム

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図書自動貸出返却機にICカードリーダを設置し、図書の自動貸出返却ができます。

キャッシュレス

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学内に設置してあるEdy対応のコピー機、学内売店・書店、自動販売機等で利用することができます。

事務システム

1. 特徴

  • 学生、教員へのサービス提供と事務処理の効率化を実現するために、情報を一括管理し、他システムと統一性のある扱いやすいGUI環境システムを構築しています。
  • ネットワークを利用した事務処理を行っています。また、独立した事務サブネットとファイアウォールによりセキュリティを確立しています。
  • 学生の履修登録や教員のシラバス登録等、データの発生源入力を原則としています。
  • リレーショナルデータベースを利用した情報管理によりシステム間のデータ共有をしており、効率的な業務を行っています。
  • 学生、教員のインターフェイスにWWWを利用し、特定の機種やOSに依存しないオープンなシステムにしています。

2. Webシステム

学生は、Webブラウザを利用してシステムにログインし、各種サービスを利用することができます。主な機能について紹介します。

学生向けサービス(高知工科大学ポータルシステム)

  • 連絡通知:講義の休講・試験通知、教職員からの呼び出し等を、参照することができます。
  • 授業評価アンケート:クォータ毎に実施される授業評価を行うことができます。
  • 出欠状況参照:履修している講義の出欠状況を確認することができます。講義によっては公開していない場合もあります。
  • 教務関連:履修登録、連絡先の変更、成績参照などを行うことができます。
  • 就職関連:求人、企業情報の検索、志望調査への回答、活動報告を行うことができます。3年次から利用します。
図書システム

1.図書館情報システム

図書・雑誌の発注受入管理、目録管理、閲覧管理等の図書業務を支援し、利用者には図書館ホームページを入口として図書館資料の検索や電子資料の閲覧を可能にします。また、個々の利用者に必要な情報とサービスが集約された、個人用ポータルサイトも提供されています。

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2. 自動貸出返却機

図書館利用者に対する利便性の向上や図書館業務の省力化のために、ICカードを使って図書の自動貸出・返却等を行います。出口に設置されたゲート(ブックディテクションシステム)により、図書の無断持ち出しを検知します。

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3. メディア学習室

ワークステーション室と同様のメディア学習室用端末を20台設置しており、24時間利用可能です。入室にはICカードが必要です。

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その他利用者環境

1. メール

高知工科大学では、入学時に全員E-MAILアドレスを付与しています。学内のワークステーションを利用して、レポートの提出や先生への質問、友人同士の連絡や情報交換が可能です。

2. ファイルサーバ

教員用

教員の研究データ等のホームディレクトリとして利用やホームページ公開を行うことができます。

学生用

学生の実験データ等のホームディレクトリとしての利用やホームページ公開、情報図書館の論文登録等に利用することができます。使用できるホームディレクトリのディスク容量は4GBです。