教員情報詳細
楠川 量啓Kazuhiro Kusukawa
- 1961年生まれ 男性
- 職位: 教授
- 所属:
システム工学群
大学院工学研究科 基盤工学専攻 知能機械システム工学コース
大学院工学研究科 基盤工学専攻 知能機械システム工学コース
教員略歴
学位 | 博士 (工学) | |
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学歴 | 徳島大学大学院工学研究科精密機械工学専攻 修了(1986) | |
職歴 |
石川島播磨重工業株式会社(1986~)
弓削商船高等専門学校助手(1987~) 弓削商船高等専門学校講師(1989~) 弓削商船高等専門学校助教授(1995~) |
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資格 | ||
専門分野 |
材料強度学
材料力学 |
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研究室 | 名称 | 材料強度学研究室 |
詳細 | 機械のさらなる性能向上、高度化のためには、より高機能な材料の使用が必要となります。このような要求に対し、複数の機能を持たせた機能性材料の開発や、材料の複合化、マルチマテリアル化が進んでいます。このような複雑化する材料システムの力学的特性の評価と応用について研究を行い、これらを用いた機械の信頼性向上に寄与していきます。 | |
所属学会 |
日本機械学会
日本材料学会 日本金属学会 日本セラミックス協会 日本設計工学会 |
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本年度担当講義
学部・学群 | 固体力学2 / 卒業研究 / システム工学実験 / 機械要素と機構 / 材料と強度 |
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大学院 | 固体力学特論 / 特別研究 / セミナー1 |
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研究シーズ
相談可能な領域 |
金属材料
材料強度 応力解析 |
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現在の研究 |
圧電セラミックスの破壊強度
圧電体-金属複合材の創製と評価 |
メッセージ
研究業績
主な受賞歴など
- 日本設計工学会功労賞(2023) 公益社団法人日本設計工学会
- 日本機械学会 機械材料・材料加工部門 部門賞 優秀講演論文部門「高屈曲光ファイバセンサによる3次元形状FRPのリアルタイム硬化度測定法の開発」(2019) 日本機械学会機械材料・材料加工部門
- 日本材料学会支部功労賞(2019) 日本材料学会
代表的な研究論文
タイトル | 著者 | 発表誌 | 発表年 |
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Effects of laminate stacking sequence on the strength properties of aluminum alloy–carbon fiber-reinforced plastic dissimilar single-lap adhesive joints | Kazuhiro Kusukawa | Journal of Advanced Joining Processes,Vol.10 | 2024 |
エポキシ樹脂接着剤を用いたアルミニウム合金接着継手の疲労き裂伝ぱ挙動に及ぼす陽極酸化処理および湿潤環境の影響 | 楠川 量啓 | 日本接着学会誌,Vol.57 ,No.8,pp.322-329 | 2021 |
圧電セラミックスの遅れ破壊挙動に及ぼす環境および電界の影響 | 楠川 量啓,高坂 達郎 | 日本機械学会論文集,Vol.84,No.865,p. 17-00494 | 2018 |
PZT電極縁に沿う短い表面き裂の繰返し電界誘起き裂進展挙動 | 楠川 量啓,高坂 達郎 | 日本機械学会論文集,Vol.79A,No.808,pp.1716-1725 | 2013 |
Electric-Field-Induced Crack Growth at Electrode Edge in Piezoelectric Ceramics | KUSUKAWA, Kazuhiro | International Journal of Modern Physics: Conference Series,Vol.6,pp.37-42 | 2012 |
Adhesion Assessment of BNT Films on Titanium Substrates Using a Tensile Test | XU Fangchao,KUSUKAWA, Kazuhiro | International Journal of Modern Physics: Conference Series,Vol.6,pp.473-478 | 2012 |
Evaluation of Interfacial Strength of BNT Films Hydrothermally Deposited on Titanium Substrate | Kazuhiro KUSUKAWA,Fangchao XU | International Journal of Modern Physics B,Vol.24,No.15-16,pp.3053-3058 | 2010 |
Synthesis and Characterization of Piezoelectric (Bi1/2Na1/2) TiO3 Films by a Hydrothermal Method | Fangchao XU,Kazuhiro KUSUKAWA | Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering,Vol.3,No.11,pp.1173-1181 | 2009 |
共振型マイクロ加速度センサに関する研究 (第1報)‐基本設計と20倍拡大モデルによる原理検証‐ | 佐藤健夫,寒川潮,楠川量啓,河田耕一 | 精密工学会誌,Vol.74,No.10,pp.1051-1055 | 2008 |
Electric Loading-Induced Cracking Behaviorat Electrode Edges in PZT Ceramics | Kazuhiro Kusukawa,Yohei Shiozaki | Key Engineering Materials,Vol.352,pp.267-270 | 2007 |
マグネシウム合金の疲労挙動に及ぼす水環境の影響 | 楠川量啓,高尾健一 | 日本機械学会論文集A,Vol.72,No.723,pp.1737-1742 | 2006 |
Piezoelectric Properties of PZT FilmsPrepared by Hydrothermal Method | N.Fujiwara,K.Kusukawa,K. Abdul Razak,W.Gao | International Journal of Modern Physics B,Vol.20,No.25, 26&27 (Part1 of 3),pp.3805-3810 | 2006 |
Crack Initiation Behavior of PZT Ceramics under Cyclic Deformation due to Electric Field | Kazuhiro KUSUKAWA,Kenichi TAKAO | Proceedings of International Conference on Fracture and Damage of Advanced Materials-FDAM2004,pp.209-215 | 2004 |
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学会発表・講演など
- アルミニウム合金/CFRP重ね合わせ接着継手の疲労強度に及ぼすCFRP剛性の影響,日本機械学会M&M2022材料力学カンファレンス(2022)
- アクリル樹脂粉末を混合したPNN-PZTセラミックスを用いたモノモルフアクチュエータ,日本機械学会2022年度年次大会(2022)
- アルミニウム合金/CFRP重ね合わせ接着継手の強度に及ぼすCFRP剛性の影響,日本機械学会M&M2021材料力学カンファレンス(2021)
- 電気泳動堆積法による傾斜機能圧電セラミックスの曲げ強度,日本材料学会四国支部第17回学術講演会(2019)
- 繰返し電界負荷による圧電セラミックスの部分電極縁微小き裂進展挙動,日本機械学会(2012)
- Electric-Field-Induced Crack Growth at Electrode Edge in Piezoelectric Ceramics,International Conference on Advanced Materials Development & Performance AMDP2011(2011)
主な特許
- 生体材料及びその製造方法(特願2006-25113)
科学研究費
KAKENは国立情報学研究所が行っているサービスです。
区分 | 研究課題 | 研究種目 | 研究期間 | 課題番号 |
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代表 | 圧電セラミックスの電界誘起損傷メカニズムの解明 | 基盤研究(C) | 2009 - 2011 | 21560105 |
分担 | 液晶の圧電効果の評価と力学センサの開発 | 挑戦的萌芽研究 | 2009 - 2010 | 21651064 |
分担 | タンブリング液晶のせん断特性とマイクロ力学センサの開発 | 挑戦的萌芽研究 | 2011 - 2013 | 23651140 |
代表 | 電気泳動堆積法による傾斜機能圧電セラミックスの成膜とその寿命評価 | 基盤研究(C) | 2013 - 2015 | 25420028 |
代表 | 連続傾斜機能圧電材料作製への電気泳動法の応用と材料強度特性 | 基盤研究(C) | 2017 - 2019 | 17K06060 |
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社会貢献及び広報活動
学外委員・学会活動など
- 一般社団法人日本機械学会 日本機械学会代表会員(2022~2023)
- 日本設計工学会 四国支部支部長(2020~2022)
- 日本設計工学会 理事(2019~2021)
- 日本材料学会 代議員(2018~2019)
- 日本機械学会 中国四国支部会計幹事(2018~2019)
- 日本材料学会 四国支部支部長(2016~2017)
- 日本材料学会 副支部長(2015~2016)
- 日本材料学会 代議員(2015~2017)
- 日本機械学会 代表会員(2013~2014)
地域活動にかかわる委員など
- 香南市立赤岡中学校 評議員(2015~2016)
一般講演など
- 疲労破壊はどのようにして起こるのか,
主な著書など
- 材料の強度と破壊の基礎,西日本法規出版,2005
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