教員情報詳細
矢内 勇生YANAI Yuki
- 男性
- 職位: 准教授
- 所属:
- ホームページ: https://yukiyanai.github.io/jp/
- researchmap: https://researchmap.jp/yukiyanai
- 研究紹介記事: https://www.kochi-tech.ac.jp/power/research/post-75.html
経済・マネジメント学群
フューチャー・デザイン研究所
フューチャー・デザイン研究所
教員略歴
学位 | Ph.D. in Political Science | |
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学歴 |
カリフォルニア大学ロサンゼルス校政治学研究科 修了(2017)
早稲田大学政治経済学部政治学科 卒業(2005) |
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職歴 |
国際大学国際関係学研究科講師(2016~2018)
神戸大学大学院法学研究科特命講師(2014~2016) 早稲田大学教育学部助手(2010~2013) |
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資格 | ||
専門分野 | 比較政治学、政治経済学、計量分析 | |
研究室 | 名称 | 計量政治経済研究室 |
詳細 | 政治経済学におけるデータ分析の手法とその応用について研究しています。データ分析によって、政治と経済の関係についての理解を深め、政治経済現象に関する因果関係を特定し、現実社会のさまざまな問題の解決に役立つ統計モデルを構築することを目指します。 | |
所属学会 |
アメリカ政治学会
アメリカ南部政治学会 日本政治学会 日本選挙学会 世界政治学会 日本統計学会 日本行動計量学会 |
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本年度担当講義
学部・学群 | 計量経済学 / 計量経済学応用 / 統計学2 / 専攻セミナーI / 専攻セミナーII / 数理マネジメントセミナーⅠ / セミナーⅠ / セミナーⅡ / セミナーⅢ / 数理マネジメントセミナーⅢ / 数理マネジメントセミナーⅡ / 統計学1 / プロジェクト研究 |
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大学院 |
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研究シーズ
現在の研究 |
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メッセージ
研究業績
主な受賞歴など
- 「公共選択のフロンティア」優秀報告賞(原田賞)(2023) 公共選択学会
- 2020年度 The Teacher of the Year(2021) 高知工科大学
- 優秀ポスター(2021年度)(2022) 日本選挙学会
- Walter Beach Award(2018) アメリカ南部政治学会
- Prestage-Cook Award(2012) アメリカ南部政治学会
代表的な研究論文
タイトル | 著者 | 発表誌 | 発表年 |
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The Dynamics of Electoral Manipulation and Institutional Trust in Democracies: Election Timing, Blatant Fraud, and the Legitimacy of Governance | Masaaki Higashijima,Hisashi Kadoya,Yuki Yanai | Public Opinion Quarterly | 2024 |
Who Gets Close to Government Policies, and Who Steps Away? | Sohei Shigemura,Jaehyun Song,Yuki Yanai | 選挙研究,Vol.36,No.2,pp.139-150 | 2020 |
When voters favour the social investment welfare state | Marc Brazzill,Hideko Magara,Yuki Yanai | Japanese Journal of Political Science,Vol.21,No.4,pp.194-205 | 2020 |
Playing Is Believing: Teaching How Electoral Systems Change Political Outcomes Using a Role-Playing Simulation Game | Sohei Shigemura,Jaehyun Song,Keisuke Tani,Yuki Yanai | Japanese Political Science Review,Vol.4 | 2018 |
External Threats, US Bases, and Prudent Voters in Okinawa | Koji Kagotani,Yuki Yanai | International Relations of the Asia-Pacific,Vol.14,No.1,pp.91-115 | 2014 |
Bicameralism vs. Parliamentarism: Lessons from Japan's Twisted Diet | Michael F. Thies,Yuki Yanai | 選挙研究,Vol.30,No.2,pp.60-74 | 2014 |
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学会発表・講演など
- 回帰分析を応用した統計的因果推論の実践,EIPPE 公開研究会(2024)
- 財政出動と選挙のタイミング:選挙対策としての有効性は実施時期によって異なるか,公共選択学会(2023)
- 将来志向の代理投票:ドメイン投票制度のサーベイ実験,実験社会科学カンファレンス(2023)
- 選挙はいつ行われるのか,拓殖大学「拓く力・地方の課題」(2023)
- How the Demeny Voting System Generates Future-minded Voters,アメリカ政治学会(2023)
- Captivating Candidates: The Role of Facial Beauty in Voter Perception and Attention,アメリカ政治学会(2023)
- ドメイン投票は有権者を将来志向に変えるのか,日本選挙学会(2023)
- 選挙タイミングに対する道徳的態度,実験社会科学カンファレンス(2022)
- 選挙タイミングに対する道徳的態度,計量・数理政治研究会(2023)
- 成長かウィルスか?パンデミック期における政策と選挙サイクル,日本政治学会(2022)
- 再分配の党派的バイアス:戦略的選挙公約モデル,日本選挙学会(2022)
- 民主制と独裁制の垣根を越えた選挙タイミングの包括的分析,日本選挙学会(2021)
- 予定外の選挙実施が有権者の態度に与える影響,世界政治学会(2021)
- 選挙疲は投票率を低下させるか,世界政治学会(2021)
- 選挙タイミングの操作に対する有権者の反応,早稲田大学実験政治学研究部会(2021)
- 選挙タイミングと新型コロナウィルスに対する独裁者の対応,アメリカ政治学会(2021)
- 選挙タイミングの操作に対する有権者の反応:日本におけるコンジョイント実験,アメリカ政治学会(2021)
- 日本の選挙研究統合の試み:投票参加のメタ分析,日本選挙学会(2021)
- 政府の政策位置に近づく有権者とそこから遠ざかる有権者の違い:サーベイ実験による検証,アメリカ中西部政治学会(2020)
- 選挙疲れの研究:国会議員の死去を原因とする補欠選挙を用いた自然実験,アメリカ中西部政治学会(2020)
- 選挙疲れの研究:議員の死去に伴う補欠選挙を用いた自然実験,欧州政治学会(2020)
- 独裁制における選挙タイミング:独裁者はなぜ経済危機下で選挙を行うのか,日本政治学会(2020)
- 選挙疲れの研究:補欠選挙を用いた自然実験,アメリカ政治学会(2020)
- 独裁制における選挙タイミング,アメリカ政治学会(2019)
- 社会的投資を重視する福祉国家が支持されるのはいかなるときか,欧州政治学会(2019)
- 定量的選挙研究における結果の解釈をめぐる問題,日本選挙学会(2019)
- 独裁制における選挙タイミング,アメリカ中西部政治学会(2019)
- 社会的投資重視の福祉国家が支持されるのはいかなるときか,アメリカ中西部政治学会(2019)
- 独裁制国家における選挙タイミング,欧州政治研究コンソーシアム(2018)
- いかなるときに有権者は社会的投資を支持するのか,日本学術会議(2019)
- 日本における経済格差の過小評価,欧州政治研究コンソーシアム(2018)
- 強い二院制における政府立法活動の分析,世界政治学会2018年研究大会(2018)
- 独裁制国家における選挙時期,世界政治学会2018年研究大会(2018)
科学研究費
KAKENは国立情報学研究所が行っているサービスです。
区分 | 研究課題 | 研究種目 | 研究期間 | 課題番号 |
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代表 | 日本における選挙研究の統合:メタ分析による研究成果の統一とデータベースの構築 | 挑戦的研究(萌芽) | 2019 - 2021 | 19K21682 |
代表 | 選挙タイミングの決定要因とその帰結:民主制と独裁制の垣根を超えた包括的分析 | 基盤研究(B) | 2019 - 2022 | 19H01447 |
分担 | ビジュアル・イメージの政治的影響に関する実証研究 | 基盤研究(B) | 2019 - 2023 | 19H01449 |
分担 | 新福祉・成長ミックスの比較政治分析:先進諸国における社会的投資の包括的研究 | 基盤研究(A) | 2019 - 2022 | 19H00585 |
分担 | パトロン政治の包括的研究:計量テキスト分析と実験研究による接近 | 基盤研究(B) | 2021 - 2024 (予定) | 21H00678 |
分担 | 選挙対策としての政策変更:選挙の存在が政策に及ぼす影響の包括的分析 | 基盤研究(B) | 2022 - 2025 (予定) | 22H00807 |
代表 | 政治指導者はいかにして選挙を操作するか:合法・非合法手段の原因と帰結の総合的解明 | 基盤研究(B) | 2023 - 2026 (予定) | 23K25476 |
分担 | 政治における感情の役割と影響:政治学と社会心理学の視点からの日米比較研究 | 国際共同研究加速基金(海外連携研究) | 2023 - 2028 (予定) | 23KK0023 |
代表 | 政権成立後に現れた新規争点に対する政府の対応:政策と選挙の相互作用の分析 | 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) | 2024 - 2026 (予定) | 23KK0233 |
分担 | ビジュアル・イメージの政治的影響に関するメカニズムの探求 | 基盤研究(B) | 2024 - 2028 (予定) | 24K00217 |
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社会貢献及び広報活動
学外委員・学会活動など
- 日本政治学会 文献委員(2019~2020)
- 日本学術会議 政治学委員会比較政治分科会社会的投資政策研究小委員会委員(2018~2020)
- 日本政治学会 企画委員(2017~2018)
一般講演など
- データから見える政治経済,拓殖大学「拓く力・地方の課題」(2019)
- 比較政治学において方法論といかに取り組むか,資本主義デモクラシーの危機と変化(2018)
主な著書など
- Rで学ぶゲーム理論,朝倉書店,2023,ISBN 9784254270242
- Japan Decides 2021: The Japanese General Election,Palgrave Macmillan,2023
- 政治経済学:グローバル化時代の国家と市場,有斐閣,2020,ISBN 9784641150799
- え!そっちに入れるんですか?伸縮する政策空間における有権者の投票行動モデリング. 豊田秀樹(編)『たのしいベイズモデリング2:事例で拓く研究のフロンティア』,北大路書房,2019,ISBN 978-476283083
- Rによる計量政治学,オーム社,2018,ISBN 9784274223132
- Stataによる計量政治学,オーム社,2013,ISBN 9784274069109
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