安全保障輸出管理

概要

 安全保障輸出管理とは、先進国が保有する武器や軍事転用可能な高度な貨物・技術が、国際社会の安全性を脅かす国家やテロリスト等に渡るのを防ぐため、先進国を中心とした枠組み(国際輸出管理レジーム)を作り、国際社会と協調して行っている輸出等の管理です。
 日本では、外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づき実施されており、規制の対象となっている貨物の輸出、技術の提供等を行うには、経済産業大臣の許可が必要であり、無許可で物の輸出、技術の提供をすると、法律に基づき罰せられることとなります。 
 大学においては、海外渡航時の貨物・技術の持ち出し、海外からの研究員や留学生の受け入れ、海外の政府や企業等が関係する共同研究等での研究過程における海外研究者とのデータや資料等の交換等が、外為法に基づく安全保障貿易管理上の規制対象となり、経済産業省への輸出許可申請が必要となる場合があります。
 高知工科大学においても、『高知工科大学安全保障輸出管理規程』(平成31年4月1日施行)を制定し、安全な環境下で活発に国際的な教育・研究交流活動ができるよう、安全保障にかかる管理を行っています。

管理体制

【学内における輸出管理体制・流れ】

学内手続き

学内手続きについては、こちら(教職員専用)をご覧ください。

「みなし輸出」管理の明確化に伴う対応について

「みなし輸出」管理の明確化に伴う対応について(学生及び新たに雇用される教職員・研究員の方へ)(令和4年5月19日付け)

関係法令

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。

高知工科大学 研究連携部・研究支援課

  • Tel.

    0887-57-2025

  • Fax.

    0887-57-2026

  • Mail.

    renkei@ml.kochi-tech.ac.jp