研究データ管理・公開・利活用
研究データ公開・利活用ポリシー(令和7年2月1日制定)
1.目的
高知工科大学(以下「本学」という。)は、「世界の未来に貢献できる研究成果の創出」を基本理念のひとつに掲げている。
研究データは、研究の成果であると同時に研究の公正性を担保する上で重要である。そこで、本学では研究データを効率的に管理することでその価値を高め、研究の質と透明性を向上させるとともに、社会及び研究コミュニティーに対する研究データの公開とその利活用を促進することにより、世界の未来ひいては地域社会に貢献することを目的とし、研究データの管理、公開及び利活用に関するポリシー(以下「本ポリシー」という。)を定める。
2.研究データの定義
本ポリシーにおいて「研究データ」とは、本学の研究活動の過程で研究者によって収集又は生成された情報を指し、デジタル・非デジタルを問わない。
3.原則
本学は、原則として、研究データを収集又は生成した研究者がその研究データの管理を行う権利と責務を有していることを認める。
4.研究データの管理
研究者は、研究を行う上で研究データ管理が必要不可欠であると認識し、それぞれの研究分野の特質を踏まえ、各研究分野の法的及び倫理的要件に従って研究データを管理しなければならない。
5.研究データの公開
本学は、それぞれの研究分野の特質を踏まえ、各研究分野の法的及び倫理的要件に従って、可能な限り社会に研究データを公開し、その利活用を促進する。
6.研究データの管理、公開及び利活用の支援
本学は、研究データの管理、公開及び利活用を支援する環境を整える。
本ポリシーは、社会や学術状況の変化に応じて適宜見直しを行う。