• 経済・マネジメント学群

世紀東急工業株式会社

NOZOE Tatsuya野副 達矢さん

社会にでても日々勉強、恩師の言葉が今も行動の指針になっています。
世紀東急工業株式会社 横浜支店 横浜営業所勤務
(マネジメント学部 マネジメント学科 2017年卒業)

小学3年生から始めた軟式テニスに没頭した中学、高校時代には、九州大会での優勝やインターハイへの出場なども経験できました。十分やりきった思いがあり、実は大学進学時には「もうテニスは卒業」と考えていました。テニスへの情熱が再燃したきっかけは、高校で知った高知工科大学の存在。ちょうど自分が入学する年度からソフトテニス部が強化クラブに指定され、AO入試(現 総合型選抜)でハイレベルな選手を募っていこうというタイミングでしたし、何より世界選手権で優勝され日本代表監督などを歴任された横江 忠志先生が監督されるということがとても大きな魅力でした。

受験前に一度詳しく話を聞きたいと思い大学を訪問しました。その際にいろいろお話を聞かせてくださったのが中村先生(中村 直人教授)です。中村先生には大学入学後もゼミ生として指導いただくなど公私にわたって多くのことを教わりましたが、最初の出会いの時のお話で「あと4年間テニスに打ち込みたい」と決心したのですから、やはりもっとも影響を受けた先生であると思います。

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大学入学時に期待していたことは、地元九州から離れた一人暮らしと日本各地から集う人たちとの交流でした。1年次はドミトリー(学生寮)で学部を越えて様々な友人と知り合うことができ、2年次からは、大学の運動系クラブの学生が主に暮らす楠目寮で過ごし、今も交流があるような親友とも巡り会うことができました。入学早々クラブ活動に専念するような学生生活で、やはり不安に思ったのは学業との両立ができるかどうかでした。自分なりに工夫し、時間を有効利用し勉強の時間を少しでもつくりコツコツと努力を続けました。おかげで、スポーツの成績が優秀であると同時に学業成績が学群の上位20%以内にある学生に授与される「アスリート特別優秀賞」をいただくことができました。努力が結果に結びつき受賞できたときはとても嬉しく、充実した気持ちになれました。

研究室は、入学当初のご縁もあり、中村先生の教育経営学研究室に所属しました。中村先生の専門分野は教育学なので、社会へ出てからも常に学ぶという姿勢が大切だと教えられました。「社会人になっても日々勉強」という言葉は今も座右の銘として常に仕事に向かう姿勢として意識しています。

就職活動には予想以上に苦戦しましたが、大学から紹介を受けた今の会社にお世話になることができました。世紀東急工業株式会社は、道路舗装工事・整備を中心に、他にも合材製造販売事業、土木事業、水利・スポーツ・景観事業などに取り組む企業で、私は横浜営業所の事務長として総務・経理・人事など事務部門の取りまとめを任されています。例えば人事関係の業務や社内教育などでは大学のゼミで学んだ教育関連の話が参考になることも多く、大学の学びが生かされていると実感できます。今後も事務職として俯瞰的に仕事をみながら社員の士気を鼓舞できる手法などを考えていきたいと思います。

Memory of My Campus Life

大学時代の思い出は、やはりクラブ活動に尽きると思います。全国レベルでプレーがしたいと意気込んで試合に臨みましたが、大学1年、2年、3年の3年間いずれも全国大会前の四国大会で準決勝どまり。高い壁に阻まれ続けていました。また、当時はケガも重なり本当に苦しい時期が続きました。大学4年次にこれらの苦難を乗り越え、ついに高知工科大学初の四国大会優勝に貢献できたときは、人目をはばからず大泣きしてしまいました。

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みんな元気ですか?私も頑張ってます

実は全くテニスから離れています。休日には妻と2歳になる息子と一緒に近くに出かけたり、家でまったり過ごすことが多いですね。やはり息子が誕生した頃からコロナの影響で自粛生活が余儀なくされていることが原因だと思います。海外旅行くらい行ってみたいですが...。

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2022年3月 取材