視覚・感性統合研究室

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研究室概要

より人間的で複雑な人間の情報処理の理解は、対象となる処理の総合性や抽象性、心理的影響、多数の関連要因等が存在するため、現時点では非常に困難であるといえます。そこで私たちの研究室では、感性に対象を絞り、各種感性指標での評価を軸として、まずは視覚と感性の情報処理の統合を試みます。デザイン評価などの課題において、関わりを持つ視覚要素処理過程を出力としての感性評価に結びつける作業の中から、入出力関係性を明確化してモデルを構築し、あわせて非侵襲的計測によって脳活動を把握することで、視覚情報に基づく感性評価の機序を解明します。