2022.11. 9地域・一般 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

アグリビジネス創出フェア2022に出展しました

10月26日から28日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「アグリビジネス創出フェア2022」において、本学のInternet of Plants(IoP=植物のインターネット)に関する7つの研究成果を出展しました。

このイベントは、総勢120団体が参加し、全国の産学の機関が有する、農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、研究機関間や、研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術・交流展示会」です。

施設園芸農業において全国一の生産性を誇る高知県では、最先端の研究やAI・IoT等の活用により飛躍的な発展をめざす研究開発プロジェクト「高知県ネクスト次世代型施設園芸農業」(IoPプロジェクト)に取り組んでいます。この産学官連携プロジェクトに本学も参画し、専門性に基づく地域貢献に取り組んでいます。

agrithumbnail_211013-490k.png ★★展示会の様子.jpg

今回の出展では、隣接する高知県ブースおよび高知大学ブースとの連携のもと、IoPプロジェクトの全体概要や、農業(実学)と工学(学術)の連携融合による新たな価値創造を目指す本学の研究の取組や成果の一端を紹介しました。 

3日間の開催期間中、民間企業、行政機関、研究機関など、多くの方々が足をお運びくださり、地域が一丸となった産学官連携プロジェクトのありよう、個別研究課題に関する意見交換、研究成果の事業化に向けた今後の見通しなど、様々な意見交換を行うことができました。

本学は引き続きIoPプロジェクトに参画することで、関連産業の集積なども含めた農業分野でのイノベーションや地域活性化に貢献し、産学官連携による研究開発や技術移転を推進してまいります。

オンラインサイトでは、2023年3月15日まで研究成果を公開しています。ぜひ、こちらからご覧ください。

展示内容

1.システム工学群 岡 宏一教授
「水平形パラレルメカニズム収穫ロボットの開発」

2.システム工学群 王 碩玉教授
「健康増進・医療・介護ロボットから創造力育成ロボットと省力化ロボットへ」

3.システム工学群 八田 章光教授田上 周路准教授
「ハウス内の光環境および植物情報の取得技術開発」

4.環境理工学群 古沢 浩教授
「施設園芸ハウスの統合管理システム(生産現場情報のデジタル化、集約、活用)」

5.情報学群 栗原 徹教授・高知大学 農林海洋科学部 濵田 和俊准教授
「夜間赤外画像を用いたユズ果実検出」

6.情報学群 清水 明宏教授福本 昌弘教授
「Next次世代型施設園芸農業IoPのための情報セキュリティ・ネットワーク最適化」

7.情報学群 吉田 真一教授・静岡理工科大学 四宮 友貴講師
「農業分野における深層学習の応用例」

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