社会マネジメントコース

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社会のさまざまな課題を解決する新たなシステム構築の手法を学ぶ

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学ぶ意義

KUTでは2004年、工学的な計測・評価技術・方法論と社会科学分野の研究成果を融合させた新たな学問領域「社会マネジメント・システム学」を創設し、その発展を図っています。文部科学省「21世紀COEプログラム」にも選定されたこの取り組みの成果を生かし、社会が抱える課題を解決していける実践的マネジメント力を持った人材を輩出することが、本コースの教育目標です。

将来の展開

経済学、マーケティング、統計学や計測技術、土木工学における計画論、プロジェクトマネジメント、都市経営、行政経営、環境経営などを学びます。さらに地域社会が現実に抱える問題の解決を図るプロジェクトに加わり、実践力と豊かな視点を養います。卒業後は、自治体やNPO団体のスタッフとして、まちおこしや地域社会のシステム構築などに力を発揮することが期待されます。

学べる科目の例

公共経済学

ミクロ経済学の基礎知識を踏まえ、経済学における公共の役割について学びながら、経済モデルの活用方法とその課題を検証します。公共サービス、公共投資、生活環境整備など、国や地方公共団体が経済モデルを活用して実現する行政経営、社会資本の経営など具体的な取り組みについて学びます。

NPO論

NPOは、ある問題を皆で共有し、それを解決していくためには不可欠な存在ですが、財源や有効性、信頼の危機に瀕するところが少なくありません。NPOの成功例を紹介しながら、その危機を克服するための制度改正、資金獲得、組織マネジメント、対等な契約などの方策について議論します。

環境経営

自然環境の定義と日本の環境問題の歴史、地球温暖化問題などについて理解を深めます。地球温暖化問題の解決には、地域が抱える経済・環境問題の把握が重要です。高知の山川里海の現状と関連産業の課題を学び、高知の産業を元気にしながら自然環境を保全する方法を多角的に議論します。

都市・行政経営

行政経営プロセス、政策・施策評価システムなどにおいては、経営戦略目標と事業・住民サービスや予算などが論理的に結びついた関係を表した「ロジックモデル」が重要視されます。このような行政経営のマネジメント構造と機能、その問題点と改善の方向性を理解することをめざします。

研究テーマの一例

人はなぜ「限定品」に惹かれるのか、その謎を解き明かしたい

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和田 千絵美さん

マネジメント学部マネジメント学科4年
島根県立出雲高等学校出身

コンビニやスーパーの店頭で「期間限定」の宣伝文句に惹かれ、つい商品を購入した経験はありませんか?また「地域限定販売」のスナック菓子を収集するコレクターが存在することも、とても興味深い現象です。卒業研究では、地域限定販売の菓子類などを研究材料にして、人はなぜ「限定品」に消費意欲をそそられるのか、その謎に迫るつもりです。