コンピュータサイエンス専攻

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"従来型"の発想を超えた革新的なコンピュータサイエンス研究で情報社会の未来を拓く

学ぶ意義

コンピュータテクノロジーは、そろそろ限界に近づいています。コンピュータの新たな可能性を拓くには、従来型の発想やアーキテクチャ(設計思想)を超えた、新たなコンピュータテクノロジーの創出が不可欠。本専攻では、コンピュータと情報通信をハード・ソフトの両面から研究し、"人に優しい未来の情報社会"の構築に寄与する新たなテクノロジーの開発を進めます。

将来の展開

これからの時代、ICT技術者にはネットワークの専門知識に加え、コンピュータに関するハード・ソフト両面の高度な知識と実践的な活用能力が求められます。ソフト(ソフトウェア、通信etc..)とハード(コンピュータの基本概念・技術、集積回路etc...)の両面に精通した本物の実力を持ったICT技術者をめざす場としても、本専攻は大きな成果を発揮していくことでしょう。

こんな講義があります

情報システム概論

計算機システムの構成についての基礎を身につけます。計算機をシステム的にマクロに捉えるために、計算機と周辺機器とのインタフェース技術について学んだ後、マルチプロセッサ構成による高性能化のための手法を学びます。

アルゴリズムとデータ構造

計算や情報処理の手順を意味する、アルゴリズムとデータ構造とは、互いに深く関連し合っています。この講義では、アルゴリズムとデータ構造の必要性と、アルゴリズムとデータ構造の概念を理解し、アルゴリズムやデータ構造に関する基礎知識を身につけます。

計算機アーキテクチャ

計算機の論理的な構造・動作(アーキテクチャ)を知り、プログラムを実行するために必要となる、演算制御ならびに命令実行制御の基本的なメカニズムを学びます。また、計算機を高速化するための基本的な手法を修得します。

オペレーティングシステム

コンピュータシステム全体を管理するソフトウェアである、オペレーティングシステム(OS)の構造と基本原理を学び、OSのあるべき姿を描きます。計算機資源の抽象化の概念と仮想化手法、そして複数ユーザ・複数プロセスに対する資源の割当手法を学習します。

研究テーマの一例

日常生活がもっと便利になるプログラミング技術の開発へ

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畑中 涼くん

<4年>
兵庫県立高砂南
高等学校出身

複数のCPUに処理を分散して割り当て、同時に計算や処理を行うことで、システム全体の処理性能を向上させる並列処理について研究を行っています。画像の解像度を高めてよりリアルできれいな画像を生成する超解像技術の中で、デジタルカメラなどの動画や連写によってとらえた複数の画像から一枚の画像を生成するのに並列処理が使われています。この時の処理の速度をさらに高速化するため、プログラム開発に励んでいるところです。卒業後は日常生活がもっと便利になるようなプログラミング技術を開発し、社会に貢献していきたいと考えています。