コンピュータサイエンス専攻

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"従来型"の発想を超えた革新的なコンピュータサイエンス研究で情報社会の未来を拓く

学ぶ意義

コンピュータテクノロジーは、そろそろ限界に近づいています。コンピュータの新たな可能性を拓くには、従来型の発想やアーキテクチャ(設計思想)を超えた、新たなコンピュータテクノロジーの創出が不可欠。本専攻では、コンピュータと情報通信をハード・ソフトの両面から研究し、"人に優しい未来の情報社会"の構築に寄与する新たなテクノロジーの開発を進めます。

将来の展開

これからの時代、ICT技術者にはネットワークの専門知識に加え、コンピュータに関するハード・ソフト両面の高度な知識と実践的な活用能力が求められます。ソフト(ソフトウェア、通信etc..)とハード(コンピュータの基本概念・技術、集積回路etc...)の両面に精通した本物の実力を持ったICT技術者をめざす場としても、本専攻は大きな成果を発揮していくことでしょう。

こんな講義があります

アルゴリズムとデータ構造

計算や情報処理の手順を意味する、アルゴリズムとデータ構造とは、互いに深く関連し合っています。この講義では、アルゴリズムとデータ構造の必要性と、アルゴリズムとデータ構造の概念を理解し、アルゴリズムやデータ構造に関する基礎知識を身につけます。

計算機アーキテクチャ

計算機の論理的な構造・動作(アーキテクチャ)を知り、プログラムを実行するために必要となる、演算制御ならびに命令実行制御の基本的なメカニズムを学びます。また、計算機を高速化するための基本的な手法を修得します。

こんな研究室があります

ソフトウェア検証・解析学研究室 (高田 喜朗准教授)

誤りのないソフトウェアを作るための方法について研究しています。
《受け入れ可能な専攻》コンピュータサイエンス/情報通信

P7300189.jpgパソコンやスマートフォンの使用中に、アプリが急に終了してしまったり、おかしな動作をしたりした経験はありませんか。多くの場合それは、アプリ製作中に混入してしまった誤りによるものです。パソコンやスマホ以外にも、世の中の様々な場所・場面にコンピュータが用いられています。一見正しく動作しているように見えても、偶然が重なったときに突如不具合を起こすのでは困ります。でもそのような 誤りを完全になくすのは非常に難しいことです。本研究室では、ソフトウェアが正しく動作することをコンピュータ自身を使って確かめる方法などについて研究しています。

知能情報学研究室 (吉田 真一教授)

Alを様々な分野に応用する研究をしています。
《受け入れ可能な専攻》コンピュータサイエンス/情報と人間/情報通信

吉田研究室.jpg人間の「知」を実現する計算知能・ソフトコンピューティングについて研究しています。これはコンピュータに推論、学習、進化・適応能力を持たせようというものです。特にこの研究室では、脳の神経細胞の学習動作を模倣したニューラルネットワークと、それを大規模化したディープラーニングについての基礎と画像認識への応用を研究しています。本学に設置されている研究用MRI装置やディープラーニング用高性能計算機を使った、人間の脳活動の画像から心の中を推定する研究や、画像認識の医療、産業、農業への応用を行っています。

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