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国際経済マネジメント専攻
地球(グローバル)、国(ナショナル)、
地域(ローカル)を見通す「グロ・ナ・カル」な視点を学ぶ
学ぶ意義
めざすのは、地球(グローバル)、国(ナショナル)、地域(ローカル)の実態と理想を理解し考える「グロ・ナ・カル」な視点の提供です。地域プロジェクトの基礎を学ぶ地域共生概論・地域活性化システム論、豊かな国際感覚を養うための各種の経済系・経営系科目、チームビルディング力を身につけるための英語でのグループ演習を重視し、海外の大学での一年間ないし半年間の研修(留学)を奨励します。
将来の展開
地域の現状・歴史・文化を学ぶことにより、地域と日本で学ぶ自分自身の立ち位置を明確にします。同時に、激しいグローバル競争の現実を正確に理解し、的確に対応するための基礎力を養います。この二つを兼ね備えることにより、国内の自治体等で地域交流や国際交流を担う実務者の他、製造・サービス・金融業等の海外駐在員、国際NGO実務者、国際公務員等として活躍する道が開けます。
こんな講義があります ※(E):英語で行う授業
グローバルコンピテンシーモデル(E)
経済学とマネジメントの在り方が、日本と諸外国でどの様に異なり、どの様な特色・特徴を持つのか学びながら、自分自身・高知(出身地)・日本の比較優位性について学びます。諸外国から外部講師も交えて、経済学とマネジメントのトピックスに関して講義と討論を実施し、インタラクティブな授業を展開します。
プロジェクトマネジメント(E)
プロジェクトを円滑に立ち上げ、高速に回転させるためには、常にメンバーのモチベーションを高め維持することが必要です。計画策定、計画承認時の留意点、柔軟な問題解決組織の設定、問題発見を促すプロセスづくり、メンバーの成長を促すための方法等を分かりやすく説明します。
国際開発経済学(E)
経済が貧困から脱しどのように発展を遂げるのか、ミクロとマクロ経済理論を用いて解説します。また、日本の経済発展と国際貿易・国際金融との関係性を学びます。最後に、日本と諸外国との比較検討を通して、経済発展には何が必要であるかを考えます。
こんな研究室があります
国際開発学研究室 (小谷 浩示教授)
自主性を重んじ国際開発問題研究に挑戦。
《受け入れ可能な専攻》国際経済マネジメント/人間行動/経済政策/数理経済マネジメント
教員と海外からの大学院留学生・学群生で複数研究チームを形成しながら、農業・資源・環境に関する開発・経済問題の研究に取り組みます。チーム毎に共有資源の持続性の問題、気候変動に対する人々の認識の問題、発展途上国における格差問題等、大きなテーマを設定しながら、大学院生と学群生、各々自分の興味に応じて所属チームと連携しつつ、各自研究テーマを決定します。多くのテーマが日本のみならず、海外の事例をも包含する社会問題ですので必要があれば海外へのフィールド調査・実験(昨年度はバングラデシュ)も行います。自主性を尊重し、何処までも自分の興味に沿って研究を行ってもらいます。