本学における新型コロナウイルス感染症対策(11月29日更新)

高知工科大学の学生・教職員の皆さんへ

2023年11月29日
高知工科大学長

<最近の修正履歴>
  • 2023.11.29 飲食の場面における感染症対策の表記を修正(項目2(2))
  • 2023.9.25 飲食の場面における感染症対策の表記を修正(項目1(1)(2)・2)、2学期以降の授業・研究室活動について連絡事項を追加(項目4)
  • 2023.5. 2 新型コロナウイルスの5類感染症移行に伴う改訂(項目1(2)(3)・2・3・5・6・8)
  • 2023.3.31 今後の授業等に関する注意事項追加(項目4)
  • 2023.3.20 マスクの着用等、日常的な注意事項、集団感染を防ぐための注意事項、課外活動について改訂(項目1・2・5)、旅行にかかる制限の廃止、海外渡航に関する特別ルールの廃止

新型コロナウイルスが季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症に位置づけられたことをふまえ、令和5年4月1日以降、本学における新型コロナウイルス感染症対策基本方針は以下のとおりとしています。

  • 学内での感染防止に留意しつつ、大学活動を推進する。
  • 感染拡大が大学活動の継続に大きな影響を及ぼす場合、一時的に感染対策を強化する。

新型コロナウイルス感染症は、若年層では無症状や軽症ですむ人が多いものの、重症・死亡者もおり、呼吸苦、倦怠感、味覚・嗅覚障害などの後遺症が数ヶ月単位で続く例、脱毛などの後遺症例も報告されています。自身のリスクは低くとも、高リスクである周囲の人を感染させる可能性もあります。

感染症法上の位置づけが変わったからといって、新型コロナウイルスに感染しなくなるわけではありません。場面に応じた感染防止対策を継続してください。

5月8日以降も、新型コロナウイルス感染者は、学校保健安全法等に基づき定められた期間、出席停止(対面での大学活動参加不可)となります。また、発熱等の症状がある場合、あるいは陽性者と濃厚接触があった場合等、感染が疑われる場合は、不織布マスクの常時着用等、感染を拡大させないための対策を徹底してください。詳細は「6 感染が判明した場合」「3 発熱・風邪症状がある場合/感染が疑われる場合」を参照してください。

1 日常的な注意事項

(1)マスクの着用について

政府方針に沿い、令和5年4月1日以降、大学活動におけるマスクの着用は、個人の判断に委ねることを基本としています。

マスクの着用は、会話や咳の際に自分の感染性粒子を飛ばさないようにすること(他者を感染させないこと)、そして、周囲の感染性粒子を吸い込むことがないこと(自分を感染させないこと)を目的としています。この点をふまえたうえで、マスクをつけるかどうかは、以下を考慮して判断してください。

  • 地域の感染状況
  • 空間の広さ
  • 周囲の密集度合い
  • 換気の状況
  • その場にいる時間
  • 周囲の人の重症化リスク  など

また、以下にも留意してください。

  • 健康であっても感染を避けたい人などが周囲にいることも考え、こうした人々が不安を感じることなく過ごせるよう、配慮のあるマスク着用を心がけてください。
  • 一方、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるような配慮もお願いします。

なお、感染が大きく拡大している場合、一時的にマスク着用を呼びかけるなど、感染対策を強化する場合があります。

【参考】マスクの着用について(厚生労働省サイト)

(2)日常的な注意事項

新型コロナウイルス感染症に持続的に対応するため、以下を心がけてください。

項目留意事項
(1) 症状がある場合、感染不安がある場合は周囲に配慮

感染が疑われる場合は、不織布マスクの着用を徹底する、食事を共にすることを避ける等、周囲に感染を広げない配慮をお願いします。

症状がある場合は検査キットでの検査や受診も検討してください。

以下の「3 発熱・風邪症状がある場合/感染が疑われる場合」を参照してください。

(2) その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施

マスクの着用については上記(1)を参照してください。

マスクを着用していない場合は、咳エチケットを徹底してください。マスクをしていない状態で咳・くしゃみをするときは、ティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻を覆ってください。咳やくしゃみを手で覆うとその手で触ったものにウイルスが付着してしまいます。誤って手で覆ってしまった場合は、よく手を洗い、手指消毒用アルコールがあれば使用してください。

(3) 3密の回避や換気

引き続き、3密を避け、可能な範囲でソーシャルディスタンスをとるとともに、空気の流れを意識した効果的な換気を行ってください。

例:30分に1回以上、数分間程度、窓を全開する。空気の流れを作るため、複数の窓がある場合、2方向の壁の窓を開放する。窓が1つしかない場合は、ドアを開ける。

効果的な換気のポイント(内閣官房サイト動画)

(4) 手洗い

食事の前やトイレのあと、帰宅時などは20秒から30秒かけて流水と石けんで手洗いを行ってください。石けんがない場合も同じくらいの時間をかけて丁寧に洗ってください。

手指消毒用アルコールの使用も効果的です。

ドアノブ、スイッチなど様々なものに触れることにより、手にウイルスが付着している可能性があります。よく洗っていない手で目や鼻、口などを不用意に触らないようにしてください。

(5) 適度な運動と食事

免疫力を高めるため、十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事を心がけてください。

(3)日頃からの準備

発熱などの体調不良時にそなえて、薬事承認を受けた抗原定性検査キット、解熱鎮痛薬を購入しておきましょう。また、食料や飲料の備蓄をしておきましょう。

抗原定性検査キットの入手方法

以下のいずれかにより入手・利用してください。

◆ネットで購入
厚生労働省のWebページを参照し、「第1類医薬品」と記載された、薬事承認された抗原定性検査キットを購入してください。鼻腔から検体を採取するタイプを推奨します。「研究用」は国が承認したものではありません。

◆薬局で購入
薬剤師のいる薬局で購入できます。「対外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と記載された、薬事承認された抗原定性検査キットを購入してください。鼻腔から検体を採取するタイプを推奨します。在庫がない場合もありますので注意してください。
医療用抗原検査キット取扱薬局リスト(厚生労働省サイト)】

解熱鎮痛薬の選び方

市販の解熱鎮痛薬の選び方(厚生労働省サイト)を参照してください。

2 集団感染を防ぐための注意事項

(1)3つの密(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、近距離での会話や発話が生じる密接場面)の回避は感染防止に有効な対策です。できる限り「ゼロ密」 を目指しましょう。不特定多数の人がいる場面では、人との間隔を空け、すいている時間帯や場所を選ぶことで感染症のリスクを下げられます。

(2)大人数での会食や飲食を伴う懇親会等に参加する場合は、「献杯・返杯」や「大声での会話」など、感染リスクの高い行動は控えましょう。

(3)部活動においては、練習等の活動中だけでなく、活動前後の感染に留意してください(部室・更衣室の利用、練習後の飲食店利用等)。

3 発熱・風邪症状がある場合/感染が疑われる場合

(1)発熱・風邪症状がある場合、同居者が感染した場合、感染者との濃厚接触が疑われる場合等、感染不安がある場合は、不織布マスクの着用を徹底する、友人と食事を共にすることを避ける、手洗いや手指消毒を頻繁に行う、換気等に気をつける等、周囲に感染を広げない配慮をお願いします。

(2)検査や受診も検討してください。(検査については上記「抗原定性検査キットの入手方法」参照)

(3)発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出している、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いと言われています。

(4)同居者が感染した場合、家庭内では、可能であれば感染者と部屋を分ける、部屋の換気、共有部分の消毒、タオルや食器の共用を避けるなど、感染防止対策を講じてください。感染者の発症日を0日として、特に5日目までは感染リスクが高いことに注意してください。7日間は自身の体調に注意してください。

4 授業・研究室活動について

特に制限はありません。

令和5年度2学期から、通常の授業時間に戻ります。
感染が判明した場合、出席停止となります。「6 感染が判明した場合」を参照してください。

■昼食について
昼食時の食堂は、特に12:00~12:45 頃までが大変混雑します。時間割によりますが、混雑時間帯の利用を避けたり、登校の前後に学外で昼食をとったり、弁当を持ってくるなど、混雑緩和にご協力をお願いします。また、食堂以外の食事スペースは次のとおりです。

<香美キャンパス>
・講堂のホワイエ
・その他、授業で使われていない教室

<永国寺キャンパス>
・B206

※コロナ禍における特例措置として教室での飲食が認められています

5 課外活動について

課外活動における感染予防対策については、以下を参照してください。

課外活動における感染予防対策について <対象期間:2023年5月8日~>

6 感染が判明した場合

感染が判明した場合、学校保健安全法等に基づき定められた期間、出席停止(対面での大学活動参加不可)となります。

具体的には、発症した日(無症状の場合は検査を行った日)を0日目とし、5日目までは出席停止となります。

5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して、24時間程度が経過するまでは出席停止となります。症状が重い場合は受診してください。

なお、発症から10日間が経過するまではウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクの着用を徹底する、友人と食事を共にすることを避ける、手洗いや手指消毒を頻繁に行う、換気等に気をつける等、周りに感染させないようにしてください。

発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合は、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。

授業を欠席する場合は、ポータルから欠席届を提出してください(原則授業前)。

※教職員に関しても同様に、所属長に連絡のうえ、学生の出席停止に相当する期間、自宅療養してください。

7 施設貸出制限等

本学施設等の学外者への貸出は、引き続き制限中です。施設管理課までお問い合わせください。

【関連ウェブサイト】
感染拡大防止に向けた取組(内閣官房サイト)
新型コロナウイルス最前線(厚生労働省サイト)
厚生労働省ホームページ

在学生・保護者向け情報